はじめまして、工房 江戸独楽の殿村と申します。
私はものづくりの環境が当たり前にある家庭で育ちました。小さな頃から身の回りに手仕事があふれ、自然と「作ることの楽しさ」に魅了されてきました。
中でも江戸独楽（えどごま）と師匠との出会いは特別でした。現在、江戸独楽を手がける職人は全国的にもごくわずか。そんな中で、“世界に一つだけの技術”に惹かれ、縁あって師匠のもとに弟子入りしました。
現在は、江戸独楽の製作を手がける立場として、伝統技術を守りつつ、現代の暮らしにも寄り添う独楽づくりに取り組んでいます。東京都の伝統工芸としてはあまり知られていませんが、この素晴らしい技術と文化を次世代に引き継ぎ、残していきたいという思いで日々製作しています。
個展も定期的に開催しております。実際に手に取って、回して、楽しんでいただける場となっておりますので、どうぞお気軽に遊びにいらしてください。